事業承継や事業継続、不動産事業、オフィス購入なら、
区分所有オフィスの【ボルテックス】

バク転を中心とした唯一無二の人材を育成ーVORT peopleー

目次

「VORT people」では、ボルテックスが提供するハイクオリティーなビジネス拠点「VORT」で活躍する人・企業をご紹介します。

2002年に東京・笹塚で起業し、日本初の「バク転講座」を開講して“ 大人のバク転ブーム”を巻き起こした
株式会社ワーサルの代表取締役・矢部大氏。その後も独自の視点でスタントを取り入れた交通安全教室
や忍者事業などを展開する矢部氏に、事業に込めた思いを聞きました。

お話を聞いた方

矢部 大 氏

株式会社ワーサル 代表取締役

1975年生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ジャパンアクションクラブに入団。アクション俳優としての実績をもとに2002年に株式会社ワーサルを設立。日本初の「バク転講座」を開講したほか、映画事業や交通安全教室事業などスタントを生かしたビジネスを展開。著書に『何もできなかった僕がバク転だけで10億円稼げたわけ』( 総合法令出版)など。座右の銘は世阿弥の「初心忘るべからず」で、毎日が入社日だと思って謙虚に努力を重ねることを信条とする。

日本初のバク転講座がブームに

「161人が同時にバク転し、ギネス世界記録に認定」

2022年12月、同時バク転の最多人数記録を更新したニュースが注目を浴びました。「下は5歳から上は60代までの男女が一堂に会しての世界記録への挑戦は圧巻でした」と語るのは、この企画を主催した株式会社ワーサル代表取締役の矢部大氏。笹塚に本社を構えるワーサルは日本で初めて「バク転講座」を始めた企業です。

ワーサルの創業は2002年。アクション俳優としてテレビや舞台で活躍した実績を持つ矢部氏は、スタントマンを育成するようなアクションスクールの開校を目的に起業しました。しかし、その過程で多くの人の「バク転をやりたい」という声を耳にしたため、バク転の専門講座を開講。すると、たちまち受講者が殺到したといいます。

「結婚式の余興で披露するためだったり、趣味の一つとして始めたり、理由はさまざまです。受講者は30~40代が中心ですが、中には『人生でやり残したのはバク転だけだ』といって練習に励む70代の方もいました」

講座はメディアにも取り上げられて“大人のバク転ブーム”が到来。他社が追随するなかでワーサルがこだわってきたのが受講者1人に講師2人で教える個別指導です。

「ワーサルでは基本的に初回からバク転に挑戦します。当然、安全を徹底し、受講者の身体能力に合わせて行うため、現役のアクション俳優やスタントマンといった熟練講師2人が補助をして繰り返し練習するのです」

早ければ初日にできるようになる人もいるといいます。しかし、なぜ初回から飛ぶことが大事なのか。そこには「成功体験」を重視する矢部氏の思いがあります。

「バク転を習得すると体幹が鍛えられ、姿勢もよくなります。でも何より世間の心を掴んだのは、バク転が誰もが子供の頃に憧れたものだということ。いろいろなことを諦めてきた大人が『バク転をする』というかつての夢をかなえることで自分に自信を持てるようになるのです」

ギネス世界記録への挑戦企画を実施したのも同じ理由です。「世界記録保持者」という称号はその人の個性であり、大きな武器になります。「バク転を人生を変えるきっかけにしてほしい」と矢部氏。現在は東京校、福岡校、行徳校、明石校で一般講座・キッズ講座を展開しています。

人材力を活かして独自の事業を展開

世の中のニーズを捉えた比類ない事業はバク転講座にとどまりません。その一つがスタントマンを起用した交通安全教室です。バク転の成功を機に、より高度な技の習得を目指す顧客が多いワーサルではプロ向けのアクションクラスも開催。さらにはアクション俳優やスタントマンを中心としたタレント事業部を運営しています。

「弊社の交通安全教室はスタントマンの身体能力を生かして交通事故を再現する『スケアード・ストレイト』を行うのが特徴。参加者が事故を目の当たりにすることで恐怖を感じ、交通ルール順守の大切さを学べると好評で、全国各地の学校や自治体から依頼を受けています」

また、その人材力をもって近年積極的に展開しているのが「忍者事業」です。三重県伊賀市を拠点に活動する「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」とタッグを組んで忍者集団「靁凮刄(らいふうじん)」を結成。鎌倉時代から伝わる忍具を使った実戦さながらのパフォーマンスは人気が高く、2016年のG7伊勢志摩サミットをはじめとする国内外のさまざまなイベントやショーで実演しています。

「忍者は特に海外での注目度が高く、弊社も競技セット造りに携わっているテレビ番組『SASUKE ~ NinjaWarrior ~』がオリンピックの近代五種競技の種目候補になっているほど。こうした状況を受けて明石校のスタジオはSASUKEが体験できる造りにしました」

これらの事業はすべて「バク転講座から縁が生まれて形になったもの」と語る矢部氏。事業を統括する本社を「VORT笹塚」に置くのは利便性の高さが理由です。

「笹塚は新宿や渋谷にアクセスしやすい町。なかでもVORT笹塚は国道20号沿いに建ち、笹塚駅もすぐそばにあるのでスタッフが通いやすい。弊社の事業は特殊な技能を持つ優れた人材がいるからこそ成り立つものです。だから私は一人ひとりに敬意を払って敬語で接し、楽しく働ける環境づくりに努めている。バク転を通して、お客様もスタッフも社会に対して余人をもって代えがたい存在になることが私の経営者としての喜びです」

多種多様な“ヒューマンプロデュース” を展開するワーサルの事業(一部)

バク転講座

プロのアクション俳優&スタントマン講師によるバク転指導。安全を考えた適切な指導を行っている。

プロのアクション俳優&スタントマン講師によるバク転指導
バク転指導:安全を考えた適切な指導を行っている。

伊賀忍者「 靁凮刄 (らいふうじん)」

伊賀忍者の忍術と現代の実践的戦闘術を融合させた次世代の忍者集団。ショーやイベントの企画を行う。

伊賀忍者「 靁凮刄 (らいふうじん)」

タレント事業

ドラマやCM等で活躍する50名以上の俳優やアクションタレントの育成・マネージメントを実施。

俳優やアクションタレントの育成・マネージメントを実施1
俳優やアクションタレントの育成・マネージメントを実施2

交通安全教室

事故現場を再現して危険行為の予防・交通ルールの順守を体感させる取り組みや、交通安全の講演会を開催。

交通安全教室

株式会社ワーサル
アクション指導、エンターテインメント事業、映像制作事業、一般労働者派遣事業等
〒151-0073東京都渋谷区笹塚2-18-3 VORT笹塚6F
https://worsal.com/

VORT笹塚
(2014年4月撮影)

VORT笹塚

[所在地]東京都渋谷区笹塚2-18-3
[最寄駅]京王線「笹塚」駅徒歩4分
[規 模]鉄骨鉄筋コンクリート造10階建
[総戸数]12戸
[築年月]1992年

[編集]株式会社ボルテックス ブランドマネジメント課
[制作協力]株式会社東洋経済新報社

ライフスタイルの一覧に戻る
  • 本記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。掲載されている情報は、予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
  • 本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、資産運用・投資・税制等について期待した効果が得られるかについては、各記事の分野の専門家にお問い合わせください。弊社では、何ら責任を負うものではありません。

関連記事

Recommend