当社は、和歌山市でビルメンテナンス業を手がける株式会社ソーケン(和歌山県和歌山市 代表取締役 中山 利男、以下ソーケン)へ2024年7月31日付で資本参加したことをお知らせいたします。なお、本件の資本参加は、株式会社アイドマ・ホールディングス(東京都品川区 代表取締役 三浦 陽平、コード番号:7373 東証グロース、以下アイドマ)のグループ会社 株式会社S-Design(東京都新宿区 代表取締役 玉置 真悟、以下S-Design)および、株式会社ビーバーズ(東京都渋谷区 代表取締役 山本 大輔、以下ビーバーズ)との3社共同参加となります。
■ソーケンへの資本参加の背景
ソーケンは20年以上にわたり和歌山県内の設備管理、警備および清掃の領域で公共案件を手がけており、それぞれの領域の特定業務において高いシェアを誇っています。また、一定期間の契約実績など厳しい基準が設けられている公共案件の入札要件においては実績を積み上げ、和歌山県内において確固たるポジションを確立しています。
ビルメンテナンス業界は、人手不足、人件費の高騰、経営者の高齢化による事業承継問題が深刻化しています。このような事業環境のなかでもソーケンのさらなる成長を実現するために支援してまいります。
■具体的な事業支援
当社は、企業間連携を通じて競争力を高める在籍型出向サービス「Vターンシップ®」を展開しています。「Vターンシップ」では送出企業の従業員として籍を残したまま、決められた期間、受入企業で就労します。社員は他社に出向くことでさまざまな業界やマーケットを知ることができ、新しい視点でサービスや経営課題解決に挑む人材の育成に役立ちます。また、他社を知ることで改めて自社について見つめ直すことで成長のキッカケやブレイクスルーをつかむことが可能になります。このたびの資本参加において、当社は将来の幹部候補の育成や市場開拓の実現、企業間の強固な関係構築や社員の定着率アップ、組織の活性化などに寄与する「Vターンシップ」の活用による営業やバックオフィス等の人材確保を支援いたします。
アイドマは、新規受注のための営業の仕組みづくりやクラウドワーカーを活用した労働力の拡充などの支援を行い、S-Designは、本件全体のマネジメントを担いつつ、管理体制の構築、ファイナンス及びロールアップ(追加のM&A)によるサービスのエリアおよび領域拡大の支援を行います。ビーバーズは、人材マッチングプラットフォームおよび採用コンサルティングの活用による有資格者を中心とした人材獲得やDXコンサルティングサービスの活用による業務の効率化の支援を行います。各社の強みを活かした事業支援を推進してまいります。
株式会社ソーケンへの資本参加のお知らせのプレスリリースPDFはこちら
8月
08
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