VORT六本木一丁目 新築

40年前から土地の希少性が上がり続ける街

現在の六本木を知る人は、かつて軍隊の町だったとは想像もできないでしょう。まだ東京都心五区と呼ばれていなかった明治時代、六本木は軍隊用の広大な敷地を確保できたことから、兵隊の暮らす町として発展することになりました。しかし、戦後に町の様子は一変しました。日本軍に替わってアメリカ軍が進駐し、ハーディ・バラックスと呼ばれる兵舎が建てられていったのです。アメリカの軍人を対象としたビジネスが栄えたことで、六本木には現在多くのバーやクラブ、レストランが存在しています。

六本木といえば大型の複合商業施設が立ち並ぶ街でもあります。森ビルの大型複合施設再開発の起点になったアークヒルズは、竣工までの道のりはとても険しいものでした。1967年に初めてこのエリアの土地を取得してから、1986年の竣工まで実に19年もの歳月を要しました。そしてアークヒルズ(延床面積：約36万㎡)の計画と時を同じくして、テレビ朝日から森ビルに本社建て替えを含む周辺再開発の相談がありました。これが2003年に竣工した六本木ヒルズ(約38万㎡)の開発経緯です。その後、2007年に緑地や利用者の環境整備を目的とした東京ミッドタウン(約56万㎡)、さらに2023年には数多くの宅地や老朽化した建物の整備として麻布台ヒルズ(約86万㎡)が竣工するなど、近隣エリアに4棟もの大型施設が集結することになりました。

さらに、第二六本木ヒルズプロジェクト”とも呼ばれている「六本木五丁目プロジェクト」が計画されています。1973年の竣工以来バブル期の六本木を支えてきた通称「ロアビル」を解体し、六本木の外苑東通りから鳥居坂下までの約95,000㎡もの敷地を再開発予定地としており、2030年に竣工する計画で進められています。40年前から連続するエリア再開発によって、環境にやさしく、国際交流が盛んな都市を目指す六本木は、今後どのような動向を見せてくれるのか注目です。

本物件は、南北線「六本木一丁目」駅まで徒歩3 分、六本木通り沿いに立地しています。
六本木通りを挟んだ対面には、森ビル㈱が手掛けた“ヒルズの原点”にして民間初の大規模複合施設である「アークヒルズ」や、住友不動産㈱による超高層オフィスビル「六本木グランドタワー」「泉ガーデンタワー」といった大規模複合施設が複数立地し、商業・オフィス・住環境の揃う都市機能が集約しています。

2023年11 月、30年以上の歳月をかけて都市計画事業が進められてきた「麻布台ヒルズ」が待望のオープンを迎え、“新たな街”が誕生しました。
本物件周辺は、ハイクオリティな“職・住・遊”が実現できるエリアとして、外資系企業をはじめとしたIT ・メディア関連企業、霞が関エリアにもほど近いことから法律事務所など、様々なオフィス需要が期待できるでしょう。

2023年9 月竣工、14 階建ての本物件は、ガラス張りのファサードと、ブラウンを基調としたグラデーションの外壁が目を惹くオフィス・店舗ビルです。

“地球”をコンセプトにアースカラーで統一されたデザインが、建物全体にモダンで落ち着いた雰囲気を感じさせる一方、各フロアのエレベーターホール壁面には、光の加減や見る場所によって色が変わる偏光素材が使用され、来訪者を驚かせる仕掛けも取り入れられています。

基準階面積（オフィスフロア）は約41 坪、南側壁面が全面ガラス張りのため開放感ある室内です。また、トイレ・給湯室が共用部に配置されていることから室内のレイアウト効率が高く、テナント誘致における優位性も見込まれます。

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