当社は、株式会社あいち銀行(愛知県名古屋市 代表取締役頭取 鈴木 武裕、以下あいち銀行)が提供する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の融資契約を締結いたしました。
【契約概要】
契約締結日:2025年12月25日(木)
融資金額 :500百万円
融資期間 :5年
資金使途 :運転資金
【特定されたインパクトと測定するKPI(2030年に向けた目標)】
(1)本業を通じた経済活動への貢献
①2030年3月までに預かり総資産(※)を2025年3月比150%増とする
(2025年3月時点:6,584億円、2024年3月時点:5,655億円、2023年3月時点:4,771億円)
※当社が仕入れ、区分所有化や小口化販売した物件のうち、当社が管理業務を受託している物件の資産総額
(2)環境に配慮した不動産事業の展開
①2030年3月までに、VORT(※1)シリーズにおけるBELS認証の上位認証(BEI0.7以下)取得率を70%以上(※2)とする
(2025年3月時点:51.2%(21棟/41棟)、2024年3月時点:35.7%(10棟 /28棟)、2023年3月時点:26.3%(5棟 /19棟))
※1:当社売上の過半を占める主力商品
※2:2023年3月期以降に仕入れた物件の累計で算出(棟数ベース)
(3)性別に関わらず活躍できる職場環境整備
①2030年3月期までに男性育休取得率100%を達成する(2025年3月期:93.8%、2024年3月期:66.7%、2023年 3月期:20.0%)
②2030年3月までに女性の管理職割合20%を達成する(2025年3月時点:10.3%、2024年3月時点 :10.4%、2023年3期時点:9.7%)
■ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは
国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が策定したポジティブ・インパクト金融原則(PIF原則)および同実施ガイドラインに基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼす影響を包括的に分析・評価(以下、「インパクト評価」)するものです。インパクト評価により特定されたポジティブな影響の増大とネガティブな影響の低減に向けた取り組みに対して目標(以下、「KPI」)を設定し、モニタリングを実施することで、当該取り組みの継続的支援を目的とした融資です。KPIの達成に向けて取り組む過程を対外的に発信することで、企業の社会的評価の向上が期待されます。
また、ポジティブ・インパクト金融原則への適合について、株式会社栄町リサーチ&コンサルティングがあいち銀行と連携のうえ、インパクト評価とモニタリングを実施します。
■資金の活用について
運転資金として活用いたします。
当社は、「経営に新常識をもたらし富の再分配を実現することにより、社会における格差の拡大とそれによる分断を是正する」というパーパスを掲げ、富の偏在による経済の停滞や都心と地方の格差の広がりなどの社会問題を新たな視点、発想により解決し、資産が健全に循環する社会の実現を目指しています。
これまで、パーパスに基づき、お客様の本業に連動しない収益と流動性の高い売却可能資産の確保、企業価値・事業継続性の向上に貢献してまいりました。今後も、社会問題の解決に資する取組みを一層推進するために、KPIに策定された活動を推し進め、社会に貢献してまいります。
あいち銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンス契約を締結のプレスリリースPDF版はこちら
12月
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