希少なものは、短期の下落はあっても長期では価値が高まります。とりわけ現金信仰の強い日本においても、現金が最も安全という“神話”は崩壊し、今後持つべき資産の順はむしろ、不動産、株式、国債、現金の順といえ、さらに不動産も希少性の高いものを持つべきなのです。
2018年総務省統計局のデータによると、日本の中で人口が増加しているのはわずか8都府県で、そのほかの道府県では人口は減少しています。中でも突出して増加しているのは東京都です。
人口減少と少子高齢化が始まっている日本で、希少性が高く、価値が高まる可能性が高い不動産は、都心プライムエリアの商業地の物件です。
都心プライムエリアの商業地の物件であれば、短期での上下動を続けながらも長期的にみると地価の上昇トレンドが期待できます。特にグローバル化が進む中、国際都市・TOKYOには国内のみならず海外からも人が流入し、一極集中が強まっています。
大規模ビルは需要と供給のバランスが崩れる中、中小規模オフィスビルは供給に比べて需要が多く、賃料変動が少なく、安定した収益が期待できます。 しかし、中小規模ビルでもペンシルビルのような小規模ビルはおすすめしません。ペンシルビルは入退去が激しく賃料収入が安定せず、管理上の手間や空室リスクが大きいためです。