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長寿企業を創る経営戦略と不動産の深い関係

「100年企業」から学ぶ
発展の経営戦略

日本が世界一の長寿企業大国と呼ばれる理由、そしてそれぞれの企業が長期的な発展を見据えて掲げてきた経営戦略とは――。

「コア・コンピタンス経営」 という考え方

相次ぐ不況に負けることなく、長い歴史を築いてきた長寿企業は「コア・コンピタンス」を持っています。コア・コンピタンスとは、ハメル&プラハラードによって「顧客に特定の利益をもたらす、他社にはない企業内部に秘められた一連のスキルや技術の集合体である」と定義されています。 100年を超える長寿企業は、常に時代の一歩先を見据え、挑戦を続けてきました。市場の創造とイノベーションの創出こそ、長寿企業の経営戦力と言えるでしょう。企業独自の能力(コア・コンピタンス)を理解し、それを現在の商品やサービス以外にも生かし、顧客に新たなメリットを提供することで、長寿企業は「企業価値」と「事業継続性」を高めてきたのです。

会社を持続させるために 想いを共有する必要性

一般的な企業では、「企業価値の最大化による収益」が目的になりますが、100年企業ではそこに「会社を持続させる」という思想が加わります。収益を追求することも大切ですが、長寿企業はそれと同様に一代ではなく二代、三代と経営を継続していくことを重要な目的の一つとして考えているのです。 たとえば、100年を超えるファミリー企業の企業理念や行動指針、ビジョン、企業風土には創業者の想いが詰っています。それらの想いに加えて、会社の強みである「コア・コンピタンス」を社員が理解し、体現することでお客様との信頼関係を強固なものにしています。長寿企業は創業者の想いを伝承し、時代にマッチしたイノベーションを創出することで、永きにわたり事業を継続しています。